男性の厄年は何歳?まず結論から
男性の本厄は数え年で25歳・42歳・61歳の3回あり、なかでも42歳は「大厄(たいやく)」と呼ばれ、最も注意が必要とされています。厄年は日本の神道・民間信仰に根ざした慣習で、特定の年齢に心身の変化や社会的な転機が重なりやすいと考えられてきました。
「厄年」という概念は平安時代ごろから文献に登場し、陰陽道の影響を受けながら各地の神社仏閣の慣習として定着したとされています。現代では科学的な根拠こそないものの、節目の年に生活を見直す契機として広く親しまれています。
数え年とは?満年齢との違いを確認しよう
厄年の計算には「数え年」を使います。数え年とは、生まれた年を1歳と数え、以降は元日(1月1日)を迎えるたびに1歳加算する数え方です。満年齢より1〜2歳上になるのが一般的です。
たとえば2025年1月1日時点で満41歳の方は、数え年では42歳となります。自分の数え年を確認するには「西暦の現在年 − 生まれ年 + 1」で計算できます。神社での厄払いも、この数え年を基準に案内されることがほとんどです。
男性の厄年・前厄・後厄の年齢一覧
本厄の前後1年間はそれぞれ「前厄」「後厄」と呼ばれ、合わせて3年間が厄年の期間とされています。以下の一覧は数え年での年齢です。
【小厄】前厄:24歳 / 本厄:25歳 / 後厄:26歳。【大厄】前厄:41歳 / 本厄:42歳 / 後厄:43歳。【還暦厄】前厄:60歳 / 本厄:61歳 / 後厄:62歳。前厄・後厄も本厄と同様に厄払いの対象とされる場合があり、3年間を通じて慎重に過ごすことが望ましいと言われています。
2026年(令和8年)に厄年を迎える男性の生まれ年早見表
2026年に数え年で各厄年を迎える男性の生まれ年は次のとおりです。前厄24歳:2003年(平成15年)生まれ。本厄25歳:2002年(平成14年)生まれ。後厄26歳:2001年(平成13年)生まれ。前厄41歳:1986年(昭和61年)生まれ。本厄42歳(大厄):1985年(昭和60年)生まれ。後厄43歳:1984年(昭和59年)生まれ。前厄60歳:1967年(昭和42年)生まれ。本厄61歳:1966年(昭和41年)生まれ。後厄62歳:1965年(昭和40年)生まれ。
なぜ42歳が「大厄」とされるのか?
42歳が大厄とされる理由のひとつに、語呂合わせ(「四十二=死に」)があると広く言われています。ただしそれだけでなく、40代前半は体力の変化・仕事上の責任増大・家庭環境の変化など、実際に心身への負荷が高まりやすい時期と重なる面もあります。
古来の陰陽道的な解釈では、特定の数字が「気の乱れ」を招きやすいとされていました。現代的な視点では、この年齢帯に健康診断や生活習慣の見直しを促す社会的なシグナルとして機能している側面もあると考えられます。厄年を「不吉な予言」としてではなく、「節目の自己点検期間」として捉えると、より建設的に向き合えるかもしれません。
前厄・後厄はどう過ごすべき?
前厄・後厄も本厄と同様に、慎重な行動が勧められる期間とされています。特に前厄は「厄の入り口」として、大きな決断や新規事業、引越しなどのライフイベントを急がず、準備を丁寧に整える時期と捉えられることが多いです。
後厄は「厄が抜けていく時期」とも言われますが、油断は禁物とする見方もあります。いずれの年も、神社や寺院での厄払い(厄除け祈願)を受けることで、気持ちを切り替える区切りとする方が多くいます。厄払いを受ける時期は、元日から節分(2月3日ごろ)までが一般的とされています。
厄年にまつわる誤解と正しい理解
「厄年は絶対に悪いことが起きる」という考え方は誤解です。厄年はあくまで統計的・文化的な慣習であり、特定の出来事を確定的に予言するものではありません。研究によっても、厄年と事故・病気の発生率に有意な相関は確認されていません。
一方で、「厄年だから何もしてはいけない」という過度な自粛も本来の趣旨とは異なります。伝統的な解釈では、厄年は「身を慎み、感謝と謙虚さを持って過ごす年」とされており、挑戦を完全に避けるよりも、準備と心がけを丁寧にすることが重視されてきました。
厄年の年齢は地域や宗派によって異なる?
基本的な年齢(25・42・61歳)は全国的に共通していますが、地域の神社や宗派によって小厄の扱いや、女性との合算厄年の考え方が異なる場合があります。たとえば関西の一部では「19歳・33歳・37歳・61歳」を女性の厄年とする一方、男性の年齢は全国的にほぼ統一されています。
また、神道と仏教では厄払いの作法や祈願の内容が異なることもあります。詳しくは参拝予定の神社・寺院に直接確認するのが確実です。
まとめ:男性の厄年を正しく把握して節目を活かそう
男性の本厄は数え年で25歳・42歳・61歳の3回。それぞれの前後1年が前厄・後厄となり、合計9年間が厄年の関連期間です。2026年の大厄(本厄42歳)は1985年生まれの方が対象です。
厄年は「悪いことが起きる呪い」ではなく、人生の節目に立ち止まり、健康・人間関係・生活習慣を見直す機会として活用できる文化的な知恵とも言えます。数え年の計算を確認し、必要であれば神社・寺院での祈願も選択肢のひとつとして検討してみてください。
よくある質問
男性の厄年は全部で何回ありますか?
本厄は25歳・42歳・61歳の3回です。前厄・後厄を含めると合計9年間が厄年に関連する期間となります。
厄年の年齢は満年齢と数え年どちらで数えますか?
厄年は「数え年」で数えます。生まれた年を1歳とし、元日ごとに1歳加算する数え方で、満年齢より1〜2歳上になります。
2026年に大厄(42歳)を迎えるのは何年生まれですか?
2026年に数え年42歳(大厄・本厄)を迎えるのは1985年(昭和60年)生まれの男性です。
前厄と後厄はどちらが怖いですか?
どちらが危険かという明確な根拠はありません。伝統的には前厄が「厄の始まり」とされますが、後厄も油断せず慎重に過ごすことが望ましいとされています。
厄払いはいつ受けるのがよいですか?
一般的には元日から節分(2月3日ごろ)までに受けるとよいとされています。ただし時期を過ぎても受け付けている神社・寺院がほとんどです。